Running In Vol.66 ツーリング(予科練平和記念館)

2024年2月19日

Street Twinで予科練平和記念館へ行きました!

こんにちは、Gentle Street Riderです。

ツーリングの時間が取れたので、Street Twinで予科練平和記念館に行ってきました。予科練平和記念館は茨城県稲敷郡阿見町にあります。

予科練平和記念館 (yokaren-heiwa.jp)

茨城県稲敷郡では海軍航空隊のパイロット養成のための訓練が行われていました。昭和5年から教育が開始されたとのことです。太平洋戦争における零戦のパイロットも輩出したそうです。

先日、坂井三郎著「大空のサムライ」を読みました。坂井氏は太平洋戦争において零戦の優秀なパイロットであり、坂井氏が海軍航空隊でパイロットとしての教育を霞ヶ浦海軍航空隊で受けたそうです。書籍からは坂井氏の訓練時代を含めパイロットとしての日々を伺うことができます。以前から予科練平和記念館をはじめとする霞ヶ浦周辺の史跡を訪ねることに興味がありましたが、ようやく訪問することができました。

予科練平和記念館は霞ヶ浦湖畔にあります。道路に案内表示が出るので、分かりやすいです。実物大の零戦が駐車場の脇に展示されています。記念館の中は観覧料金(500円)を支払うと見学できます。飛行練習生の日常生活や両親への手紙などが展示されています。

いま自分が生きている環境は、どのような過去を経て現在の様子になるのか知りたいと思うようになりました。少しばかり歳を重ねたせいでしょうか。少しずつですが書物や史跡から学びたいと思うようになりました。若いときは歴史に興味はありませんでした。むしろ、学ぶことは不要と思っていました。しかしながら、社会人になって働いてみると、問題などを解決するためには問題発生までの経緯が大切であることを知りました。また、海外の人と接すると、彼らから近代史について意見を求められることがあります。先方は過去を知り、論理的に話してきます。でも、私はあまり知識がなく、会話についていくことはもちろん自分の意見を述べることができません。歴史はこれまでの経緯を知ることなのだと考えると、とても大切なのだと思うようになりました。世界や自国の歴史を学ぶことは、人と人が対等に話合うために必要なものであると考えるようになりました。

零戦は兵器という悲しい使命を与えられた乗り物ですが、バイクと同じように単座の乗り物です。しかも当時としては最先端の性能でした。単純にカッコイイと思う気持ちは、小さいときと変わらないものですね。予科練の飛行練習生にも同じような憧れがあったのではないだろうか…と思います。

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